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リリジャス・テクノロジー・センター役員会会長デビッド・ミスキャベッジ
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今日私たちが生きる世界で、科学への執着は増しています。そう、私たちは人を月に送り、火星の表面を探索し、NASAの探索機で銀河系を調査することさえできます。発展したコンピューターの技術と地球を回る衛星で、地球のどこへでも、誰とでも瞬時にコミュニケートできます。

しかし、科学がもたらしたこのすべてをもってしても、何ももたらされはしません。事実、それは深い溝なのです。そしてその溝の底には人間性があります。21世紀のすべての高度技術をもってしても、科学が戦争を防げないことは明らかです。

恐怖への警告が日常茶飯事となっている状況はどうでしょうか? 家庭不和はあまりにも一般的で、それが「人生」と呼ばれる毎日のつらい仕事の一部とみなされることは? 毎日、何百万もの家庭が危険信号を発しているのです。子育てはどうでしょう。もし薬物が問題でないとしたら、最もありがちな心配事は教育です。それは本当に危険な警報であり、もはや「赤信号」なのです。

この地球の問題への回答は「物質」の中には見出せません。間違いなく。その解決策が国対国の戦争を防ぐことがないのなら、どうしてそれらが「愛」や「幸福」、「心の平和」といった質問への答えだと期待できるでしょうか? 薬品の中に答えを求めることはできません。合成された理想郷か「勇ましい新世界」を完璧なドラッグで手に入れない限りありません。

それがまさに今日の世界で私たちが見ているものです。巨大複合企業が万病に効く万能薬として、豊富な新薬を提供しています。それは、製薬会社を銀行や金融、石油やコンピューター業界に勝る、惑星上最も収益のよいビジネスに仕立て上げています。良識はそれが間違った答えだと告げます。

既存の薬物の特許が切れるのと同時に新薬が登場するのは、単なる偶然の一致ではありません。それは事実です。

「気分を良くする」はずの薬物の成功が収益によって量られるのですから、幸福という結果をもたらさなくても驚かないで下さい。結果として、それら全ての優良株は何をもたらすのでしょう?

ビジネスマンの誰もが知っているように良いマーケティングの戦略は常に新商品を必要とします。けれども統計は、これらの薬物に効果がないことを物語ります。